5月30日~6月3日に自然学校がありました。河東小学校5年生の子どもたちは都多小の子どもたちと一緒に、様々な体験や交流を通して一回り大きく成長して帰ってきました。
一日目は海に飛び出して友とすばらしい出会いをしよう!ということで、室津漁協さんを訪れ、漁船体験をしました。波しぶきをあげて島々を回る船に乗り、皆大喜びでした。道の駅みつさんではシタビラメ・タコ・エビを調理して、シーフードカレー作りに挑戦しました。潮風を感じながら海の幸を美味しくいただきました。そして5日間生活するフォレストステーション波賀さんへ移動し、皆で生活のルールを決めたり、各部屋で楽しく過ごしました。
二日目は登山に挑戦です。宍粟50名山ガイドクラブの方々に協力いただき、東山に登りました。その道のりで、ガイドさんに様々な植物のお話をしていただき、自然のことを教えていただきました。木の実を味見したり、山の匂いを感じたりと、宍粟の自然を五感で味わった素敵な時間でした。下山後は、神野・伊水小の児童も合流し、お互いの距離を縮めるレクリエーションを楽しみました。4日目の4校交流プログラムに向けて、積極的に話しかける子どもたちの姿を目にしました。
三日目は皆が楽しみにしていた音水湖カヌークラブさんでのカヤック体験がありました。5名のインストラクターさんにパドルの使い方やカヌーの乗り込み方をしっかりレクチャーしていただいた後、皆で協力してカヌーを運び、音水湖の湖面に漕ぎ出していきました。初めは慣れない船旅に緊張気味の子どもたちでしたが、上手く進めるようになると普段経験できない場所での空気や景色を存分に楽しんでいました。この日は引原ダムさんにもお邪魔し、ダムの働きや内部構造、設備を教えていただいたり、特別に放流も間近で見学させていただきました。その迫力に子どもたちも大興奮でした。
四日目は4校交流の選択プログラムでした。神野・伊水の子どもたちも再び合流し、焼き板作り・判子作り・バームクーヘン作り・サバイバルクッキングの4グループに分かれ、それぞれの活動で思い出の品を協力して作っていました。午後からはフリータイム。4校の子どもたちみんなが芝生広場で楽しく遊びました。新しい友との出会いができた子も多いようです。中学校で、良い再会ができるといいですね。この日の夜は、最後の夜ということで、キャンドルサービスを行いました。大勢の先生方も駆けつけてくださり、講師の方と一緒におもしろいレクリエーションをたくさん楽しんで盛り上がりました。盛り上がった後は、1人1人がキャンドルの火を静かに見つめ、思い出を振り返りました。涙を流す子たちも少なくなかったです。
最終日は記念品のキーホルダー作りです。自然に囲まれ、仲間に囲まれながら金属板に文字や絵を彫り込んでいきました。完成したキーホルダーは、思い出と共に大事に身につけてほしいです。
6月3日に無事元気で全員帰校することができました。この自然学校のためにたくさんの方々が協力してくださいました。ありがとうございました。